山のような Web ナントカ API が実装を待っている (たぶん. 個人の見解です)以上, modularization に類する の hackability を求める声を無視しつづけることはできなかったと個人的には思う. 一方で, extesibility や pluggability に抵抗する WebKit の慣性をノスタルジーと退けるのも抵抗がある.

Web からアクセスできる API を WebKit に足すのはそれなりに面倒な作業だ. 特に WebKit をフォークして拡張部分を保守しようとした日には大変な苦労が待っている. API の追加時はどうしても本体のコードに手を入れる必要がある. そして本体のコードはどんどん変わる. trunk の外側でコードを追いかける苦労は多い. だから API の追加を望む人々はパッチを書き、それをなんとか trunk に送り込もうとする.

もし WebKit が十分に extesible かつ pluggable だったら, WebKit の組み込み利用者が簡単に API を追加できたら, はたして何がおきるだろう. フォークの上で労なく追加機能を保守できるのに, 人々はわざわざ trunk にパッチをよこすか. わからない. 今ほどの強い圧力は働かないだろう.

意図的かどうかはともかく, WebKit に通底する反拡張性主義は潜在的な開発者にプロジェクトへの参加を促した. それは trunk に戻れないまま死んだたくさんの袋小路フォークを生んだけれど, WebKit 自体には求心力をもたらし血肉になったと思う. Modularization はこの引力を削ぐことにならないか?

一方で, trunk への参加を決めた開発者が API をはじめとする新機能の追加を望んだ時, 反拡張主義はどれほどその意欲を, hackability を削いでいるのか?

Hackability を謳うとき, その主体は必ずしも明らかでない.

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